眼科疾患指定難病 第308

ベスト病(卵黄様黄斑ジストロフィー)

Best Disease

概要

BEST1(ベストロフィン1)遺伝子変異による常染色体優性黄斑ジストロフィー。RPE(網膜色素上皮)に卵黄様病変が形成され、中心視力が低下する。EOG(眼電図)のArden比低下が特徴的。

主な症状

  • 中心視力の緩徐な低下(青年〜中年期に顕在化)
  • 変視症・中心暗点
  • 卵黄様黄斑病変(眼底検査・OCT)
  • 色覚障害(軽度)
  • 周辺視野は比較的保たれる

🔬原因・メカニズム

BEST1遺伝子変異によるベストロフィン1チャネル(RPEのクロライドイオンチャネル)機能不全。RPEのリポフスチン代謝・液体輸送が障害され卵黄様物質が蓄積する。常染色体優性遺伝。

🩺診断方法

眼底検査・OCT(黄斑部の卵黄様病変〜瘢痕)・眼電図(EOG:Arden比著明低下が本疾患の特徴)・ERG(正常)・BEST1遺伝子検査。

💊治療法

根本治療なし。サングラス(光障害予防)・低視力補助(拡大鏡・電子補助具)。CNV(脈絡膜新生血管)合併時に抗VEGF薬(ベバシズマブ・ラニビズマブ)の適応あり。遺伝子治療の臨床試験進行中。

📈経過・予後

多くは中等度の視力低下にとどまり日常生活が可能。一部は中心視力が著しく低下する。

🔬治験情報

この疾患の治験情報(ClinicalTrials.gov)
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詳しい情報

難病情報センターで詳細を見る(厚生労働省委託)
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