血液疾患

自己免疫性溶血性貧血(温式)

Warm Autoimmune Hemolytic Anemia

概要

37℃付近で最大活性を示すIgG型自己抗体が赤血球表面に結合し、脾臓・肝臓での血管外溶血をきたす自己免疫疾患。原発性(特発性)と続発性(SLE・CLL・リンパ腫・薬剤性)がある。溶血性貧血の中で最も頻度が高いタイプ。

主な症状

  • 貧血(倦怠感・動悸・息切れ)
  • 黄疸
  • 脾腫
  • 尿色濃化
  • 網状赤血球増加

🔬原因・メカニズム

赤血球自己抗原(Rh系など)に対するIgG自己抗体。続発性は基礎疾患による免疫制御異常。

🩺診断方法

直接クームス試験陽性(IgG・C3d)、網状赤血球増加、間接ビリルビン上昇、LDH高値、ハプトグロビン低値。

💊治療法

ステロイド(プレドニゾロン1〜1.5mg/kg)が第一選択。難治例にはリツキシマブ・脾摘・免疫抑制薬。フォスタマチニブ(SYK阻害薬)も選択肢。

📈経過・予後

ステロイドに反応する例が多いが、慢性経過や再発例では長期管理が必要。

🔬治験情報

この疾患の治験情報(ClinicalTrials.gov)
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詳しい情報

難病情報センターで詳細を見る(厚生労働省委託)
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