心・血管疾患
不整脈原性右室心筋症
Arrhythmogenic Right Ventricular Cardiomyopathy
概要
右室心筋が脂肪・繊維組織に置換される遺伝性心筋症。致死的心室不整脈・突然死・右心不全をきたす。デスモゾームタンパク質をコードする遺伝子変異が多く、若年スポーツ選手の突然死原因となる。
+主な症状
- 動悸・不整脈(心室性期外収縮・心室頻拍)
- 失神・前失神
- 突然死(特に若年スポーツ時)
- 右心不全症状(浮腫・腹水)
- 胸痛
- 無症状(健診発見)
🔬原因・メカニズム
PKP2(プラコフィリン2:最多)・DSP・DSC2・DSG2・JUP等のデスモゾーム遺伝子変異。デスモゾームの構造異常が心筋細胞の脱落と脂肪・繊維組織への置換を引き起こす。
🩺診断方法
2010年修正タスクフォース基準(心電図・心エコー・MRI・組織検査・家族歴・遺伝子の総合評価)。心臓MRI(右室壁運動異常・脂肪浸潤・LGE)。電気生理検査。
💊治療法
生活指導(激しいスポーツの制限が最重要)。抗不整脈薬(ソタロール・アミオダロン)。ICD植込み(突然死予防)。カテーテルアブレーション(頻回VT)。心不全治療。心臓移植(末期心不全)。
📈経過・予後
適切な管理(スポーツ制限・ICD)で突然死リスクを著明に軽減できる。右心不全の進行に伴い予後が悪化する。
🔬治験情報
この疾患の治験情報(ClinicalTrials.gov)
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詳しい情報
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