免疫・自己免疫疾患

抗MDA5抗体陽性皮膚筋炎

Anti-MDA5 Antibody-Positive Dermatomyositis

概要

抗MDA5(抗CADM-140)抗体陽性の皮膚筋炎の一型。急速進行性間質性肺炎を合併し、筋症状が軽微(clinically amyopathic dermatomyositis)であることが多い。発熱・手指の潰瘍・関節炎・皮膚潰瘍を特徴とし、間質性肺炎の急速進行が予後を決定する。

主な症状

  • 急速進行性間質性肺炎(致死的)
  • 皮膚筋炎の皮疹(ゴットロン丘疹・ヘリオトロープ疹)
  • 手指・口腔内潰瘍
  • 関節炎・関節痛
  • 発熱
  • 筋力低下(軽微〜なし)

🔬原因・メカニズム

抗MDA5(メラノーマ分化関連遺伝子5)抗体を産生する自己免疫反応が肺・皮膚・関節を攻撃する。

🩺診断方法

抗MDA5抗体測定(ELISA法)、高分解能CT(間質性肺炎パターン)、筋生検(炎症所見)。

💊治療法

ステロイド大量療法+タクロリムス・シクロスポリンの早期併用。重症間質性肺炎にシクロホスファミド・リツキシマブ・血漿交換。

📈経過・予後

急速進行性間質性肺炎の致死率が高い(50〜70%)。早期診断・積極的治療が生存率改善に直結する。

🔬治験情報

この疾患の治験情報(ClinicalTrials.gov)
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