希少遺伝疾患指定難病 第199

アンジェルマン症候群

Angelman Syndrome

概要

母由来15q11-q13(UBE3A)の機能消失による先天性インプリンティング疾患。重度知的障害・てんかん・笑いの多発・言語発達欠如・運動失調が特徴的で、「幸せな人形症候群」とも呼ばれた。

主な症状

  • 重度知的障害・言語発達欠如(発語なし〜数語)
  • 難治性てんかん(2〜3歳頃に発症)
  • 頻回の笑い・上機嫌な性格
  • 運動失調・振戦(手を上げた歩行)
  • 小頭症・色素希薄化(金髪・青い眼が多い)

🔬原因・メカニズム

母由来15q11-q13の欠失(約70%)・父由来UPD(UPD(15)pat:約7%)・UBE3A遺伝子変異(約11%)・インプリンティング異常(約3%)。母由来UBE3A遺伝子が機能しないことが病因。

🩺診断方法

メチル化解析(15q11-q13)・FISH・マイクロアレイ・UBE3A遺伝子シーケンス。臨床診断基準に基づく臨床評価と遺伝学的検査の組み合わせ。

💊治療法

根本治療なし。てんかん:バルプロ酸・クロナゼパム・レベチラセタム(lamotrigineは悪化の可能性)。コミュニケーション支援(AAC)・理学・作業・言語療法。

📈経過・予後

てんかんは成人期に軽減することもある。知的・言語障害は持続する。適切な支援で社会参加の質が向上する。

🔬治験情報

この疾患の治験情報(ClinicalTrials.gov)
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詳しい情報

難病情報センターで詳細を見る(厚生労働省委託)
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