免疫・膠原病指定難病 第44

成人スティル病

Adult-Onset Still's Disease

概要

弛張熱・関節炎・サーモンピンク色の皮疹・高フェリチン血症を特徴とする全身性炎症性疾患。自然免疫系の過剰活性化(IL-1β・IL-6・IL-18高値)が病態の中心。

主な症状

  • 弛張熱(39℃以上の高熱が毎日・夕方に高くなる)
  • 関節炎・関節痛
  • サーモンピンク疹(発熱時に出現・解熱と共に消退する一過性皮疹)
  • 高フェリチン血症(数万〜数十万ng/mLに達することがある)
  • 肝脾腫・リンパ節腫脹
  • 血球貪食症候群(生命を脅かす重症合併症)

🔬原因・メカニズム

未解明。自然免疫系の過剰活性化(インフラマソーム活性化・IL-1β・IL-18の過剰産生)が関与。感染をきっかけに発症することが多い。

🩺診断方法

Yamaguchi基準(主要4項目・副項目)による診断。感染症・悪性腫瘍(悪性リンパ腫等)・他の膠原病を除外することが重要。

💊治療法

NSAIDs・ステロイドが第一選択。難治性・再発例にMTX・IL-1阻害薬(アナキンラ・カナキヌマブ)・IL-6阻害薬(トシリズマブ)。

🔬治験情報

この疾患の治験情報(ClinicalTrials.gov)
ClinicalTrials.govから治験情報を取得中...

詳しい情報

難病情報センターで詳細を見る(厚生労働省委託)
注意:本サイトの情報は一般的な医療情報の提供を目的としています。記載内容は作成時点の情報に基づくものであり、最新の情報と異なる場合があります。診断・治療については必ず専門医にご相談ください。