骨・関節疾患指定難病 第264号
軟骨無形成症
Achondroplasia
概要
FGFR3遺伝子の点変異(G380R)による最も頻度の高い短肢型低身長症(発生頻度:約1/20,000〜25,000出生)。軟骨内骨化障害により四肢・顔面・体幹に特徴的な形態をとる。
+主な症状
- 著明な四肢短縮型低身長(平均身長:男性131cm・女性124cm)
- 大頭・前額部突出・中顔面低形成
- 肘関節伸展制限
- 脊柱管狭窄(成人期の腰痛・下肢症状・間欠跛行)
- 水頭症(乳児期:大孔狭窄による)
🔬原因・メカニズム
FGFR3遺伝子p.Gly380Arg変異(常染色体優性遺伝)。約80%は新規変異(高齢父親が危険因子)。FGFR3の恒常的活性化により軟骨内骨化が抑制される。
🩺診断方法
臨床・画像所見(X線:近位四肢短縮・骨盤形態)・遺伝子検査。出生前診断(超音波・羊水・絨毛遺伝子検査)も可能。
💊治療法
ボソリチド(Cナトリウム利尿ペプチドアナログ:FGFR3シグナル阻害・2023年日本承認・2歳〜)による身長改善。脊柱管拡大術・水頭症シャント術・大孔拡大術。
📈経過・予後
ボソリチドにより身長改善が期待される。脊柱管狭窄への適切な管理で通常の活動が可能。知的障害なし。
🔬治験情報
この疾患の治験情報(ClinicalTrials.gov)
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詳しい情報
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